社会人として新しい暮らしを始める人を、住まいから応援したい。そんなオーナーの想いから始まった、名護市の賃貸住宅リノベーションです。
家具や生活に必要な設備を備えながら、無理のない家賃設定を実現するため、改修費用とのバランスも大切な条件でした。すべてを新しくするのではなく、建物に残る素材や表情を活かし、一般的な賃貸住宅とは少し違う、個性を感じられる空間を目指しました。
濃い色の板張りや畳、タイル張りの水回りなど、昔ながらの住まいの姿が残っていた室内。基本的な間取りや板張りの壁はできる限りそのままに、残すものと整えるものを見極めながら、色と素材の組み合わせによって印象を変えています。
既存の木板には柔らかなグレージュを重ね、木の凹凸や板張りのリズムを残しながら、室内を明るく軽やかな印象へ。アクセントには、名護の海を思わせる淡い青と、山の緑を感じる優しいグリーンを取り入れました。
もともと和室だった部屋は、仕切りを整理し、空間同士がゆるやかにつながるワンルームのようなつくりに。暮らし方に合わせて使い分けられ、ルームシェアにも対応できる自由度のある間取りとしました。
暗く使いづらかった水回りも、設備と動線を見直しました。キッチン、造作洗面台、トイレを一新し、明るさと清潔感、毎日の使いやすさを整えています。
古いものも、見せ方を変えることで、その部屋だけの味わいになります。限られた予算の中で、壊すものと残すものを丁寧に選び、土地の風景と、ここから始まる暮らしを空間に重ねました。
ここで暮らす人が、自分らしい毎日へ気持ちよく踏み出せるように。
海の青と山の緑を感じる、「私の部屋」が完成しました。
- 建物種別
- 賃貸アパートメント リノベーション
- 施工場所
- 名護市
- 施工費用
- 約500万円(家具、家電含む)









